健康を害する「体に合わない食べもの」と言えばアレルギー食品を思い浮かべます。合う人には合うけれど、合わない人にとっては場合によっては死に至るほど危険な食べ物になります。

そしてアレルギー食品以外にも健康を害する体に合わない食べ物というものがあります。何かご存じでしょうか?それは人によってはうまく消化ができない食品の事です。ある人には消化がたやすいけれど、ある人にとっては消化があまりできない。そう言った状態を「食品不耐性」といいます。

これはアレルギーとは全く別物です。アレルギーのように抗体反応が起きるわけではなく、ただ消化がうまくいかないのです。

当院で様々な慢性症状を診ていますが、この食品不耐性が原因で不調になっているケースが多々あります。


食品不耐性で起きる不調

  • 便秘
  • 下痢
  • 腹部膨満感
  • 疲れが取れない
  • 体がだるい
  • 動悸
  • 腹痛
  • リーキーガット症候群
  • ブレインフォグ
  • 頭痛
  • めまい
  • 食欲不振
  • 湿疹
  • 喘息
  • むくみ
  • ADHD
  • 脱毛症
  • 歯肉出血
  • 甲状腺機能低下症
  • PMS
  • にきび
  • 光過敏症
  • アレルギー症状
  • 無関心
  • イライラ
  • 集中できない
  • ほか心理症状
  • その他さまざま

来院される方の中にも不耐性によって現れている症状は、便秘や下痢、腹痛や腹部膨満感などのおなかの症状に限らず、湿疹やイライラなども不耐性によって出ていると考えられる方が多いです。



不耐性を起こす食品

牛乳(乳糖)

代表的なのが牛乳です。牛乳を飲むとおなかが緩くなるのは、牛乳の成分の乳糖(ラクトース)を分解出来ていないからです。牛乳でお腹が緩くなったり、おなかが張ったりする方は乳糖不耐性の可能性があります。

乳糖が小腸でラクターゼという酵素で分解されるはずが、乳糖不耐性の人はラクターゼの働きが弱く、乳糖が未消化のまま小腸を通り過ぎ大腸に達します。そうすると大腸の腸内細菌によってガスが発生して腹部膨満感に繋がったり、水分吸収のバランスを崩して下痢になったりします。

「子供のころは問題なかった」としても残念ながら酵素の活性は年と共に減少していくことが知られています。そもそも日本人の80%以上が乳糖不耐性と言われています。

小麦(グルテン)

小麦に含まれるグルテン不耐性もよくあります。グルテン不耐性については以前のブログ「グルテン不耐性」に詳しく書いています。

ヒスタミン

魚の干物を食べて蕁麻疹が出たり、喘息症状が出たり。アレルギーだと思っていたら実はアレルギーではなくて魚の干物に多く含まれるヒスタミンに対する不耐性だった。なんてこともあります。

他にも

他にも

  • セロトニン不耐性(トマト、バナナ)
  • チラミン不耐性(チーズ)
  • アルコール不耐性

など他にも沢山あります。

不耐性は体質ですのであまり変化は期待できませんが、腸粘膜の状態や腸内細菌の状態によっても不耐性の度合いが変わるように見受けられます。腸粘膜が痛んでいる状態(リーキーガット症候群)では不耐性の症状が強く出ることもあるようです。

腸内細菌もそうです。例えば欧米で日本食がブームになって、欧米人も生のワカメを食べるようになったようですが、実は欧米人の多くはワカメを消化することが出来ません。今のところ世界中で日本人のみが生のワカメを消化できると言われているのですが、その理由は消化酵素が関係するのではなく「日本人の腸内に生のワカメを分解する腸内細菌が住み着いているから」というのが理由です。

このように消化が困難な食品も腸内細菌が消化を助けてくれることがあります。ですので腸内環境を整えて、不耐性の対象となる食品をある程度控えることが身体のバランスを整えることに役立つという事です。

あなたの不調はもしかしたら不耐性が原因かもしれません。


そまとって?

当院「そまと」はオステオパシー、フィシオエナジェティック、フェルデンクライスメソッドを組み合わせた日本唯一の療法を行っています。

療法について詳しくは→施術法

奈良市の大和西大寺駅から徒歩6分の施術所です。

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