なかなかなくならない頭痛

当院は「なかなか治らない症状・難しい症状専門」の自然療法院です。

ですので長年（10年20年という単位）続いている頭痛を改善するためにご来院いただく方は沢山おられます。ひどい方は10年以上、ほぼ毎日頭痛がしているという状態です。多くの方は様々な治療を試してみてあまり効果がなかった方ですが、そのような方も含めて

90%以上の方の頭痛が短期間で改善（はじめの痛みを100とすると20以下）しています

もちろん「施術後だけ楽になる」などといったことではなく、普段の日常生活で頭痛が改善されているようです。（当院は一時的な改善には興味がありません）

そもそも難しい方が多く来られる割にはなかなかの改善率だと思います。

この改善率の高さは私がゴットハンドなのではなく、療法が素晴らしいからです。

その素晴らしい療法は以下の3つです。

当院は3つの施術法

オステオパシー
フィシオエナジェティック
フェルデンクライスメソッド

を柱としています。この3つを同時に行っているのは日本では当院だけです。この施術法に関して詳しくは→施術法

ウィーン、アメリカで自然療法医が行っている施術法を奈良市で行っています。

ではこれらの療法で頭痛をどのように改善するのでしょう？頭痛の原因は？それらを以下でお話いたします。

頭痛の原因

頭痛の原因に関する一般的な解説は、ネットで調べてもらったらよいと思います。こちらでは一般的な療法（薬やマッサージなど）で根本的に改善されない方を対象に記事を書きます。

頭痛を大雑把に2種類に分けると

筋緊張型頭痛
片頭痛

があります。

緊張型頭痛

筋緊張型頭痛は主に筋肉の緊張が原因と言われ、ハチマキで頭を締め付けるような痛みがあります。

片頭痛

片頭痛は鼓動と共にズキンズキンと波打つような痛みが起こり、寝転びたくなる感覚になることが多いものです。

一般的に片頭痛の原因には三叉神経血管説やセロトニン説などがあり、どちらも血管の拡張が引き金となって頭痛になると考えられますが、このどちらも仮説であり医学的にくわしいことはわかっていないというのが実情のようです。

その他の片頭痛の原因

１、亜硫酸塩過剰

体内で亜硝酸塩が過剰になりやすい体質の方がおられます。そのような方は硫黄成分を多く含んだものを食べると頭痛になりやすくなります。

２、グルタミン酸過剰

グルタミン酸によって頭痛が誘発されやすい体の状態になっている方もおられます。

３、他にもいろいろ・・・

他にもチラミン不耐性、ホモシステイン過剰などなど様々な可能性がありますが、当院ではそういった生体化学分野（栄養とかホルモンとか）の事柄を必要に応じて一つ一つ検査します。

※（医学的検査ではありません。ＡＲテストと言われる波動医学とキネシオロジーを融合した代替医療的検査法です。詳しくはこちら）

これらの事柄も全てチェックしますが、当院では以下の自然療法院ならではの頭痛の改善法を行っています

自然療法的な頭痛の改善法

頭蓋ワーク（クレニオセイクラル）

オステオパシー特有の施術法。頭蓋領域の様々な事柄を整えます。

第1頸椎

第1頸椎のアライメントのズレが頭痛につながることがあります。

トリガーポイント

下図の赤い色の部分はすべて筋筋膜の微細な損傷（トリガーポイント）によって痛みが出る場所です。普段痛む箇所と同じところが赤色で示されていませんか？

筋筋膜の損傷は過剰な筋緊張と関連しています。ですので過剰に緊張した筋筋膜を緩めることが大事です。

神経系の調整

トリガーポイントの筋筋膜の緊張が頭痛の原因である場合、筋緊張を緩めれば痛みがなくなります。それで治ってしまえばよいのですが、多くの場合は痛みがぶり返します。筋筋膜が過緊張する原因が解決されていないからです。当院では1歩2歩踏み込んだより深い原因にアプローチすることで根本解決を促します。その一つが「神経系の働き」です。