当院に来られる多くの方からよく耳にする言葉があります。それは

「椎間板ヘルニア」

そしてその多くの方が「椎間板ヘルニアがあるから痛みが出るのはしょうがない」と思われているようです。

ですが、このブログを読まれている方のように研究熱心な方は「椎間板ヘルニアと痛みは関係がない」ということを耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そうです。以前考えられていたように「ヘルニアが神経を圧迫しているから痛みが出ている」という考えは間違いだということが随分前から一部の医療人や諸外国では分かっていたのです。

はじめに

椎間板ヘルニアは上記画像のように、椎間板が飛び出して神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こすと考えられているものです。

ヘルニアの方は病院でこのような画像を見せてもらえるかもしれません。

矢印のところが、椎間板が飛び出して神経を圧迫している部分です。

腰痛の方が病院でこのような画像を見せられたら、痛みの原因としてとても説得力を感じることでしょう。いまだに病院で「このヘルニアが痛みの原因でしょう」という説明をされることがあるようです。ですが実は「ヘルニアが痛みの原因だとする診断は誤診である」という説があります。


ヘルニアが痛みの原因というのは誤診?

例えば、福島県立医科大学医学部整形外科客員講師の片田医師は

腰痛の原因が、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄ではないのに、そう診断されている人は実に多いのです。私が実際に患者さんを治療した実感では、9割以上の腰痛の原因は別のところにあります。

~~~

椎間板ヘルニアと診断される時、「押しつぶされて変形した椎間板が外へ飛び出し、背中の神経を刺激しているから腰が痛いんです」と、画像を見せられ、説明されるのが一般的です。ところが、(レントゲンやMRIなどの)画像検査によって椎間板の異常が見つかった人のうち、本当に椎間板ヘルニアが原因の腰痛はわずか3%。残りの97%は「椎間板ヘルニアだから腰が痛い」のではありません。この97%の腰痛のほとんどが、「仙腸関節」という腰痛治療のカギを握る関節が、ねじれてひっかかり、動きが悪くなった状態にあるのです。これが腰痛の原因となって痛みやしびれを引き起こします。

そうおっしゃて、片田医師は治療で仙腸関節の調整を行っています。

仙腸関節の調整と言えば病院ではなく整体やカイロプラクティックが得意分野としているところですね。以前から整体やカイロプラクティックでは仙腸関節を調整して成果を出し続けていたのです。

当院でも仙腸関節の調整を行い、とても良い結果を得るケースは多いです。ですがまた痛みがぶり返す場合や、痛みが取れない場合などは、仙腸関節は原因の一部に過ぎないと言うことで、もっとホリスティックな視点からの治療が必要だと当院では考えています。


他にも加茂整形外科の加茂淳医師は

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄が痛みやしびれの原因となることはありません。痛みやしびれは神経症状ではありません。神経がヘルニアや脊柱管狭窄などで圧迫を受けても痛みやしびれが出ることはありません。筋骨格系の痛みやしびれのほとんどは筋性疼痛(攣り、引っ張り、こわばり、凝り、痙攣、攣縮、スパズム)です。筋肉の微小損傷が始まりです。

そうおっしゃっています。加茂医師がこのような意見になったのは個人的にアメリカへ勉強に行き学んだからのようです。加茂医師曰く日本の痛みに関する医療は遅れているそうです。彼はトリガーポイント療法で治療されています。当院でもトリガーポイント療法は10年以上前から使い続けています。簡単に言うと筋筋膜に働きかけ、過剰な筋拘縮(コリ)を軽減する療法です。やはりこれも昔から整体が行っていた手技療法です。トリガーポイント療法は即効性があり、短時間で痛みが取れてしまうことが多々あります。ですがまた痛みがぶり返したり、痛みが取れない場合などは、筋筋膜の拘縮は原因の一部に過ぎないと言うことです。その場合はもっとホリスティックな視点からの治療が必要です。

他にも「腰部椎間板ヘルニアが腰痛やしびれの原因ではない」という考え方は沢山あります。



「じゃあ、あの画像で見たヘルニアは何だったの?やっぱりヘルニアがあれば何らかの症状が出てもおかしくないんじゃないの?」

そう思われるかもしれませんがなんとすごい事実が既に1995年に発表されています。それは国際腰椎学会(ISSLS)での調査結果なのですが、「何も痛みのないボランティアを検査したところ76%の人にヘルニアが見つかった。」というものです。

なんの症状もない人の76%がヘルニアになっているのです!

76%ですよ!ほとんどの人です。これで実質「ヘルニアと痛みやしびれは関係がない」ということで医療業界では一件落着したわけです。

この発表は腰痛会ではノーベル賞とも言われるほどの名誉ある賞「ボルボ賞」ももらったとのこと。


まとめると

  • ヘルニアがあっても痛みやしびれが出る確率は3%以下
  • なんの症状もない人でも76%にヘルニアがある
  • 痛みの原因は仙腸関節の動きの悪さであり、手技療法で改善する
  • 痛みの原因は筋性疼痛であり、トリガーポイント療法などの筋筋膜を緩める手技で改善する。

というのが学会の発表と、この2人の医師の意見です。この医師お二人とも行っている治療法は昔から治療系の整体院で行っている「仙腸関節の調整」と「コリをほぐす」だということ。

要は椎間板ヘルニアになっていても「整体」で痛みやしびれは改善します。ということです。


多くの方が改善しています

病院でヘルニアと診断された多くの方々が、奇跡でもなんでもなく、普通に当院で改善されています。治療はオステオパシーやフィシオエナジェティックやフェルデンクライスメソッドなどのホリスティックな療法です。

この療法について詳しくは施術法をご覧ください。

当院では皆様の腰痛改善の準備ができています。皆様のご来院お待ちしております。

「そまと」は奈良市の大和西大寺駅と平城駅から徒歩6分。ならファミリーまで歩いて2分の自然療法院。

東洋・西洋・世界各国の療法を織り交ぜたホリスティック療法で、原因不明の症状やなかなか良くならない慢性症状を改善へと導いています。

この記事を読まれた方はこちらも読まれています