マグネシウム不足は解消できる
多くの方にマグネシウムが足りていないと言われています。そんなことを耳にしても実際に対策を練るほど自分事としてとらえられないかもしれません。マグネシウム不足で陥る症状など色々な情報を記載しましたので、本文を読んで「あれ?私マグネシウム不足かも?」となった方は対策をとってみる価値があるかもしれません。
マグネシウム?
マグネシウムは300以上の酵素、特に代謝系の反応に利用される必須ミネラルです。他の働きとしては細胞の内と外のミネラルバランスを調節しています。体内にあるマグネシウムの60%がリン酸塩や炭酸塩として骨に沈着し、40%が筋肉や脳・神経に存在します。
この必須ミネラルであるマグネシウムは体内で生成できるものではないので、食事で外から取り入れなければいけません。このミネラルがなぜ不足してしまうのか?不足するとどんな症状がでるのか?
マグネシウムが不足すると・・・
マグネシウムが不足すると以下の様な症状になる場合があります
- 疲労
- こり、痛み
- 頭痛
- 精神疾患
- 概日リズムの乱れ
- 不整脈
- 虚血性心疾患
- 動脈硬化
- 高血圧
- 吐き気
- 筋肉のけいれん
- 骨粗しょう症
- 糖尿病
- 食欲不振
- 下痢、便秘
- アルツハイマー
- パーキンソン
なぜ不足するの?
まずマグネシウム不足の原因に、そもそも食品からのマグネシウム摂取量が足りていないというのがあります。日本人の40代男性の場合、1日370mg摂ることが推奨されていますが、平均して270mgぐらいしか摂れていないとのことです。この摂取量が足りなくなるには訳があります。
普段食べている食品にマグネシウムが減っている
塩
昔のように海水を蒸発させて作った塩にはマグネシウムが豊富に含まれています。ですが今は多くの場合精製された塩(マグネシウムが入っていない)を使います。
米
そしてそういった事は「米」にも言えます。玄米と白米のマグネシウム含有量を比較すると、白米は玄米の3分の1しかマグネシウムが含まれていません。
豆腐
そして日本人のマグネシウム摂取に大活躍していた豆腐も、今はマグネシウムが豊富なニガリで作らずにマグネシウムを含まない硫酸カルシウムで作られたものもあるようです。
そのほかにも加工の過程でマグネシウムを失うことが多くあり、食品そのものにマグネシウムが足りていないという事実があります。
他の栄養素とのバランスでマグネシウムを失う
例えば「牛乳は悪い食品?」でも記載した「カルシウム・パラドックス」のように「カルシウムを摂りすぎることでマグネシウムが流出する」ということが起きたり、カフェイン、アルコールなどの摂取でもマグネシウムを多く消費します。そして加工食品や炭酸飲料に入っているリン酸によっても、腸管からのマグネシウムの吸収が阻害されることがわかっています。カフェイン、アルコール、加工食品などを沢山摂る方は注意が必要です。
ストレスもマグネシウムを失う原因に
ストレスによってもマグネシウムを失うことがわかっています。マグネシウム不足はうつや不安やイライラや不眠などのストレスのかかる精神的症状をもたらす原因になるものですが、ストレスがマグネシウム不足をもたらすなんてなんとも悪循環ですね。当院で行うストレスに対するワークの効果は目を見張るものがあります。心理ストレスの多い方はご相談ください。
腸内環境の悪化で吸収力が落ちる
マグネシウム不足が原因の症状をお持ちの方は、この「腸内環境」を考える必要があります。そもそも吸収が難しいマグネシウムはリーキーガット症候群になるなど腸内環境が整っていない場合は、しっかりとマグネシウムを摂っても吸収されないのです。ですのでサプリなどを使った栄養療法をいくらやってもなかなか成果が出ません。
こういった場合にも当院の施術は強みを発揮します。腸へのアプローチ方法は栄養療法だけではないのです。経絡や内臓反射や内臓マニピュレーションやエネルギー療法などなど様々な領域から腸の状態を改善させる術があります。
マグネシウムが不足するにも様々な原因があります。当院では必要があればその原因の一つ一つをフィシオエナジェティックのAR検査やオステオパシーなどを駆使して丁寧に調べます。
「そまと」は奈良市の大和西大寺駅と平城駅から徒歩6分。ならファミリーまで歩いて2分の自然療法院。
東洋・西洋・世界各国の療法を織り交ぜたホリスティック療法で、原因不明の症状やなかなか良くならない慢性症状を改善へと導いています。