頭の中に膜が張ったような感じ、やる気が出ない①
当院では「頭の中に幕が張ったような感じ」「頭の中に霧がかかったような感じ」「慢性的な疲労感がある」「やる気が出ない」このような訴えを持つ方を診ることが多々あります。
当院の検査で見つかる原因は
- ホルモンバランス異常
- カンジダ真菌症
- リーキーガット症候群
- 副腎疲労症候群
- 重金属の蓄積
- トラウマ・インナーチャイルドなどの心理的問題
- 経絡・エネルギーの乱れ
- 姿勢の崩れ
- 鉄などミネラルバランスの乱れ
- 肝臓など内臓の機能低下
- 食品不耐性
等が見つかることがあり、症状を引き起こす根本原因を取り除くことや生命力を引き上げる施術を行うことで、ほとんどの方が徐々に問題を解決していき、頭の中に幕が張ったような感じがなくなっています。
施術例
どんな方?
40代女性
症状
- 頭の中に膜が張ったような感じ、やる気が出ない。
- 朝起き上がれないほど疲れが酷い日が続くことがある
- 何かのきっかけで一度しんどくなると、ずっとしんどいままになる
- 鬱傾向
- 常に疲労感がある
- 寝ても疲れが取れない
- 半年以上続く右肩の痛み
- 冷え
- 便秘
- 姿勢を正して座れない
施術
月に一回ぐらいのゆっくりな来院ペースで、上記の沢山の症状を改善していきました。
まず半年続く肩の痛みに関しては1回目の施術でほとんどなくなり、2回目の施術で完全になくなりました。
頭の中に膜が張ったような感じ、やる気が出ない、に関しては、長年続く不調感があるようです。これに関しては数か月かかりましたが最終的にはとっても良い状態に。
1回目の施術
まず検査で出てきたのは
- 重金属・化学物質の蓄積
- 副腎疲労
- 心理的問題
でした。
重金属・化学物質の蓄積に関してはリンゴ酢を使った解毒方法をお伝えして実行していただきました。
心理的問題に関してはストレスリリーステクニックを行い対処。
そして副腎疲労は症状にもあった姿勢を正して座れないと関連が深いものでした。
姿勢による物理的な副腎の圧迫によって、副腎機能に影響が出ていたのです。
↑こんな風に座っていたら、内臓の圧迫は結構なものです。
副腎疲労になると、慢性的疲労感、朝がしんどい、立ちくらみ、鬱傾向など、今回の症状に似た不調が現れます。
副腎疲労に関してくわしくは→副腎疲労(アドレナルファティーグ)
姿勢から来る副腎への負担を減らすために、まずは姿勢を改善しなければいけません。
ただ、「姿勢を正して座るようにしましょう」なんてことを言われても、きれいな姿勢が長続きしないことは、姿勢を正そうとしたことがある方はよくご存じだと思います。
なぜなら姿勢は無意識領域の反映だからです。姿勢の良い人は、姿勢の悪い人よりも頑張って姿勢を正しているから姿勢が良くなっているわけではありません。もちろん殆どの場合、筋力の問題でもありません。
それは脳神経系の問題で、そのからくりは複雑なものですがフェルデンクライスメソッドのレッスンに参加すれば体感的に理解できるようになります。
姿勢に関してはこの後の施術でも数回に渡って取り組みました。
まず1回目の施術では副腎に影響が出ない程度に姿勢を改善するべく、頸椎や横隔膜へのアプローチで座り姿勢での猫背を改善。
2回目以降の施術ではフェルデンクライスメソッドのファンクショナルインテグレーションと言われる個人施術を行って歩行などの動きの改善。動きが良くなるのは姿勢が良くなるよりも深い変容が必要です。
1回目2回目と施術を重ね、重金属のデトックスや姿勢の改善など順調に進んでいきました。徐々に身体に負担をかけているものを減らしていき、自然治癒力が円滑に働くからだにしていきます。
この後の施術でも、迷走神経、腸管免疫不全、肝臓の問題など色々な原因が現れて来ます・・・・続く。
「そまと」は奈良市の大和西大寺駅と平城駅から徒歩6分。ならファミリーまで歩いて2分の自然療法院。
東洋・西洋・世界各国の療法を織り交ぜたホリスティック療法で、原因不明の症状やなかなか良くならない慢性症状を改善へと導いています。