起立性調節障害(OD)
自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなり、立ち上がった時に目まいがしたり、朝なかなか起きられなかったりする起立性調節障害(OD)という疾患があります。思春期前後の子供がなりやすく、この疾患が原因で不登校になっている子も多いです。そういったお子さんや大人が多く来院され、自然療法で良好な結果が得られています。
起立性調節障害の症状
- 立ちくらみ、めまい
- 立っていると気分が悪くなったり失神したりする
- 朝がなかなか起きれない。特に午前中元気が出ない。
- 頭痛
- 倦怠感
- 集中できない
- 動悸、息切れ
などがあります。比較的多いのは午前中はしんどくて起き上がれず、午後になってから元気になる。ひどい場合は昼夜逆転する。精神的にも不安定になり、不安感、焦り、集中力低下などが見られることが多い。
起立性調節障害には種類がある
細かく分けると7種類ほどあります
- 起立直後性低血圧
- 体位性頻脈症候群
- 血管迷走神経失神
- 遷延性起立性低血圧
- 起立性脳循環不全型
- 高反応型
- 起立性高血圧型
起立時に血圧が下がるものがあれば上がるものもあり、血圧は大きく変わらないが脳への血流が低下するものなど、起立性調節障害といってもタイプは様々です。
自然療法で総合的に診ていく
施術後だけの一時的な改善や薬に頼った症状緩和ではなく、根本的に変化していくには様々な分野を一挙に診る必要があります。
自律神経のバランスが乱れる要因は多岐にわたります。その原因と療法を見ていきます。
1.栄養バランスや内臓機能
一般的な検査では調べない項目でも自律神経の乱れの原因になるものがあります。内臓機能やリーキーガット症候群、カンジダ真菌などの感染やメチレーション回路などを波動を利用したテスト法で調べ、必要なハーブなどを割り出します。
例えばオレガノが有効であることがわかったりします。
2.心理的ストレス
自覚できている心理ストレスだけが自律神経に影響を与えるのではありません。むしろ自覚できていない心理ストレスが心身に多大な影響を与えます。
筋反射テストを利用して体から無意識領域の情報を引き出し、知らぬ間にストレスになっている事柄にアプローチしていきます。
様々な心理療法やフラワーエッセンスを使用して癒していきます。
3.姿勢
何らかの原因で姿勢が崩れていると神経系は休めません。筋骨格系を調べ、神経系の働きを調べ、姿勢を改善していきます。
4.頭蓋領域・液の流れ・律動
起立性調節障害の方を診ると、頭蓋ワークが必要な方がとても多いことに気づきます。オステオパシーのクレニオセイクラルワークを行うことでとても良好な結果が得られています。
ほぼ触れているだけと感じる優しいタッチのワークです。
自然療法は優しい療法です
当院で行う自然療法(オステオパシー、フィシオエナジェティック、フェルデンクライスメソッド)はとてもやさしい療法です。
当院では薬で体の機能を変化させたり、施術者の力でバキっとやったりというようなことは全くありません。かといってマッサージなどのリラクゼーションをするのでもありません。
体の機能を邪魔している根本原因を取り除き、生命力を上げることにより、その人自身の力でよくなっていくことを手助けしています。
施術法は赤ちゃんが安心して受けれるようなものです。(※もちろん大人用の心理療法など例外は沢山あります)
施術法に関しては→施術法
お子さんの大切な時期を早く健康な状態で過ごせるように、全力で協力させていただきます。
アクセス・ご予約
当院は奈良市にあり、近鉄大和西大寺駅から徒歩6分。詳しいアクセスは→アクセス
毎月、四国や福井県や愛知県や三重県など遠方からたくさんの方にご来院いただいております。遠方の方は(特に初診時)2枠分を取って施術を受けられるのがおすすめです。
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