カンジダ菌の駆除によるダイオフ症状
様々な慢性症状の原因になると言われだしたカンジダ菌。もし体内にカンジダ菌が増えすぎている場合は早く駆除したいものです。(カンジダ菌について)
しかしカンジダ菌を駆除する際に厄介な問題があります。それがダイオフと言われるものです。
ダイオフ症状
ダイオフ症状とは、カンジダ菌が死滅する時に菌体外に放出される重金属やアンモニアなどの有害物質による症状です。
その症状は
- 頭痛
- 悪心
- アレルギー・かゆみ
- ホルモンバランスの乱れ
- ボーっとする
- 関節・筋肉痛
- 倦怠感
- などなど
何かの症状がすでにあって、それを改善させるためにカンジダ菌を駆除しているのに、さらにダイオフ症状で不調が増すなんて状況はできるだけ避けたいところです。ではどうすればダイオフ症状を避けることが出来るでしょうか?
ダイオフ症状を避けるには
事前にデトックス
カンジダ菌が一気に死滅する時に放出される有害重金属や化学物質をしっかりと排出させる環境を整える必要があります。
場合によっては当院ではカンジダ菌の駆除の前に、事前に有害重金属のデトックスを済ませておいてからカンジダ菌の駆除に取り掛かることによって、カンジダが放出する重金属の影響を軽減させる場合もあります。(有害重金属のデトックスについて)
肝臓の補助
他には肝臓の機能を助ける必要があるかもしれません。カンジダ菌の増殖によってリーキーガット症候群になっている場合、リーキーガットにより血管内に入ってしまった不要な物質を処理するために肝臓は既に多くの仕事をこなしています。その上でカンジダ菌から放出される重金属や化学物質やカンジダ菌の死骸の処理を肝臓は任されるのですから、肝臓には多大な負荷がかかるというわけです。(リーキガット症候群について)
肝臓を補助するために適切なハーブを摂取することをオススメします。一例をあげるとミルクシスルなどです。
ですがこれがみなさんに合うかどうかはわかりません。肝臓を補助するハーブだけをとっても種類は山ほどあります。当院では沢山のハーブなどの検査物質の中から今必要なものをキネシオロジー検査で選別します。
上の画像の1000個を超える検査物質を使って、今身体に合っているもの合わないものなどを調べていきます。ちゃんと身体に合っているものを選別すると、驚くほどの効果が期待できます。
便秘は×
便秘になっていてもよくないです。放出された毒素は速やかに体外に排出したいものです。便秘の改善には腸内環境を見直す必要があるかもしれません。(腸内環境について)
他の臓器チェックや消化酵素など
他にも他の臓器がカンジダ駆除時の負担に対応できるかのチェックや消化酵素の必要性も調べて対処する必要があります。その場合、各臓器に合ったハーブが必要になってきます。胃酸が不足している場合などは胃酸を増やすハーブ(ベタインHCL)などが有効です。
まだまだ他にも
他にもダイオフ対策に重要なものとしてミネラル不足の確認やフリーラジカル対策など、他にも色々とあります。そのすべてに対してハーブなどで対処していくとダイオフ対策だけで山のようなハーブの量が必要になってしまいます。今の身体に何が必要で何が不必要か選別しなくてはいけません。
もしお近くにフィシオエナジェティックを実践している院があればそこへ足を運ぶのがお勧めです。様々な要因を考慮に入れた対策を出してもらえるはずです。
完璧にはいかない
当院でカンジダ駆除のお手伝いを行う際も、ダイオフ対策はしっかりと行っています。ですがカンジダが死滅する時に有害物質が放出されるのは防ぎようがないので、どうしても身体に負担はかかります。ですのでダイオフ対策をすればダイオフ症状が全くでないというわけではありません。
当院のクライアントでも、稀にダイオフ症状が大きく出て心配になってご連絡を頂くことがあります。その際も状況に応じて対策をとることで、数日後にはダイオフ症状が治まっています。
カンジダ駆除の重要性
今様々な症状にカンジダ菌の影響があると言われだしています。様々な慢性疾患、アレルギー、心理的問題など「そんなことがカンジダと関係あるの?」と思われるような症状が、カンジダ菌を駆除することで改善していく例が後を絶ちません。
カンジダ菌駆除が様々な症状に良い影響を与えるということは、健康の要である「からだの自然治癒力」に大いに関わりがあるということでしょう。
総合的な健康のためにも、カンジダ菌が増えすぎている体内環境を改善する事は大切なことかもしれません。
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