口呼吸→・・→顎関節症→・・→猫背

口呼吸は良くないと時々耳にしますが、では実際どんな悪影響があるのでしょう?

 

見てわかる口呼吸の害

面白い動画を発見しました。まずはこちらを見てください。英語ですが画像を見るだけで理解できます。

おもしろいですね。先日のブログ、症状は1つでも原因は全体にある?でも述べましたが、人の身体が色々と繋がり合っていることが、こういうビデオを見るとピンときやすいですね。

口呼吸・鼻呼吸の違いによって身体の使われ方が変わることは、体験的に知っていましたし、施術時にも口呼吸と鼻呼吸を使い分けることによる気づきを利用して施術をする(身体教育)ことが多々あります。ですが、この事柄に関してここまでの細かい繋がりは意識していませんでした。

このビデオはあくまでも理屈ですが、確かにこの繋がりは納得です。この複数の症状を同時に持っておられる方は結構おられるので心当たりがある方も多いと思います。

この動画での症状は咽頭扁桃あたりの肥大から始まって口呼吸へとすすんでいきます。ですが特に扁桃肥大や鼻づまりなどがなくても口呼吸が癖になっている方もおられると思います。そうすると口呼吸以降の症状になっていく可能性が出てきます。

ビデオで見た害の種類

このビデオからの情報では、口呼吸の害は

  • 歯並びの崩れ
  • 嚙み合わせのズレ
  • 歯のすり減り
  • 顎関節症
  • 顎関節周囲の筋緊張
  • 気道の狭まり
  • 姿勢の崩れ
  • 首のコリ

と盛りだくさんです。そして姿勢が崩れれば肩こり腰痛ほか様々な不調に繋がりますし、顎関節症になれば様々なバランスが崩れてくる・・・と色々な不調にも繋がりかねません。

口呼吸は簡単に治る?

そういえば私も学生時代は口呼吸でした。小学生のころから慢性鼻炎で鼻がずっと詰まりっぱなし。もっと大きくなったころには鼻が通るようになっていたのですが、小学生の頃の口呼吸の癖が大学時代まで続いていたようです。

それに気づいたきっかけはボクシングでした。大学に入って始めたボクシングで初めてマウスピースを付けてスパーリングをすることになった時「息がしにくい」事を感じたのを覚えています。普段口で息をしていたので、口をふさぐととても息苦しいのです。そして練習中にもよくトレーナーに怒られました

「なにアホみたいに口あけとんねん!疲れても口で息するな!鼻で息せー!」と。

その度に「あー、いつも日常的に口呼吸していたんだなー」と気づかされていました。

ですが私の場合は、あっという間に日常生活でも口呼吸から鼻呼吸へと変化しました。やったことと言えば、口呼吸をしていることに気づいたときに鼻呼吸に変えてみただけです。トレーナーに怒鳴られ続けたトラウマ効果もあるかもしれませんが(笑)、ちょっと意識するだけでも私のように成果が出る場合があるようです。

口呼吸に心当たりのあるかたはただ漫然と鼻呼吸にしてみるだけで変化するかもしれません。実践してみてはいかがでしょう?※鼻からの気道に問題がないのが前提です。

鼻づまりなどがある方は

先に鼻詰まりの改善が必要です。当店でお手伝いができるかもしれませんし、病院での処置が必要かもしれません。

上咽頭炎によって口呼吸になりやすくなります→慢性上咽頭炎

慢性鼻炎などの原因はアレルギーのほかカンジダ菌などがあります。カンジダ菌については過去ログ→カンジダ菌

アレルギー症状はリーキーガット症候群も関係が深いです→リーキーガット症候群

他にも近年、鼻炎には腸内環境が深く関係していると言われ出していることをご存知でしょうか?腸内環境を整える施術が必要になるかもしれません。そうなった場合はハーフ療法などで、腸内細菌バランスや腸粘膜の補修などを行います。良い腸内環境は全身の健康にとっても大変重要ですよ。→腸内細菌

 

 

 

「そまと」は奈良市の大和西大寺駅と平城駅から徒歩6分。ならファミリーまで歩いて2分の自然療法院。

東洋・西洋・世界各国の療法を織り交ぜたホリスティック療法で、原因不明の症状やなかなか良くならない慢性症状を改善へと導いています。

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