眼精疲労が治った

パソコン仕事をされている30代女性。

数年前からかなりきつい眼精疲労が続いている。

他にも各部のコリ感や慢性疲労、ほか様々な不調があるが、一番しんどいのは眼精疲労とのこと。

当院で見つかった問題点と行った事

①後頭環椎のアライメント調整

目と後頭環椎の繋がりは強いです。今から試してほしいことがあります。

「後頭部の骨と首の骨との境目」に指を当てたまま「近くの物をギューッと強く凝視する↔ボワーっと全体を広く柔らかく見る」この2パターンを行ったり来たりしてみてください。「後頭部の骨と首との境目の筋肉」が緊張したり緩んだりするのがわかりますか?わかりにくい方は仰向けに寝転んでやってみると簡単にわかります。

目の使い方が「後頭部の骨と首との境目の筋肉」を緊張させますが、緊張した「後頭部の骨と首との境目の筋肉」は目の使い方を緊張させ、疲労を促進させます。悪循環ですね。

アライメント調整といえば整体やカイロプラクティックでボキっとやるイメージがありますが、当院ではそのようなやり方はしません。ほぼ何もしていないと感じる程度のやり方です。ある姿勢にしてただじっとしているだけ、そんなやり方なので施術中に眠ってしまう方も多いです。

②三焦経や任脈・督脈などの経絡のバランス、ほか筋感覚受容器の働きの不具合を見つけて対処

よく耳にする「骨盤のいがみ」「筋膜の拘縮」を手技で調整しても、そもそも身体の情報伝達、神経系の働きがうまくいっていなければ症状はぶり返します。様々な情報系の伝達を改善することはより根本治療に繋がります。

③右小胸筋、左内肋間筋、、腹直筋の筋筋膜リリース

筋肉に収縮命令が少し出たまま、それがずっと治まらないということがあります。それが姿勢を歪ませ、動きの癖にも影響し、様々なアンバランスの原因になります。

 

④心理ストレスの影響を内臓を通してリリース

心は臓器に影響を与え、臓器は心に影響を与えます。言語を通して心理療法をするのではなく、内臓を通して心と身体の関係を診ます。

 

様々な身体的不調の陰に、心理的な原因が潜んでいることが多々あります。

 

後日

1回目の施術で、「数年続いた眼精疲労がピタッとなくなった」とのご報告を頂きました。その後も他の症状改善の為に2~3週間に1回ペースで数か月間来院されていますが、眼精疲労は改善されたままのようです。

ただこの方は1回で改善されたようですが、当院は「即効性重視」という感じの施術所ではありません。というのも1回の施術を通常1時間ぐらいはとっていますが、全身くまなく検査しようとすると1回目の施術だけでは全く足りません。もちろん目星をつけて1回目の検査で大事な項目を検査していきますし、改善の為の施術を十分に行いますので1回目の施術ですっかり良くなる方も多いのですが、様々な事柄を検査する場合は少なくとも3回ぐらいは来ていただく必要があります。検査項目がとても多いのです。

 

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目のかすみ(理学療法士の方・モニターの感想文)

 

「そまと」は奈良市の大和西大寺駅と平城駅から徒歩6分。ならファミリーまで歩いて2分の自然療法院。

東洋・西洋・世界各国の療法を織り交ぜたホリスティック療法で、原因不明の症状やなかなか良くならない慢性症状を改善へと導いています。

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