2年ぐらい前に当院のクライアント3人ほどにモニターとして感想文を書いていただいたことがありました。そして今回2年ぶりにモニターを募集しました。

今数人に感想を書いていただいているのですが、その中の一人が3回の施術を終え、感想を書いたものをメールしてくれたので早速UPいたします。

 

この方は本当に沢山の文章を書いてくれたので読み応えのあるものになっています。長年作業療法士をされている方なので、治療のプロだから感じ取る体験もあったかもしれません。

どんな人?

30代男性。

作業療法士。

10年ぐらいフェルデンクライスメソッドのレッスンや講習にも参加(私の院ではないところ)している。

主訴

「疲れが出てくると目が霞むようになってきており、焦点が合いにくくなる」

 

 

モニターの方の感想

(注)

緑色の文字赤色の文字はモニターの方の言葉です。赤字は強調のために私が色を変えています。

黒色の文字は私の言葉です。

セッション1回目

12月27日に第1回訪問。

部屋は落ち着いた雰囲気で、様々なジャンルの本が本棚に並んでおり、かなり様々な内容を勉強されてきたのではないかと推測できる。

自分自身はフェルデンクライスに興味があり、どのような施術が行われるかを楽しみにベッドに横たわった。自分自身の不調としては疲れが出てくると目が霞むようになってきており、焦点が合いにくくなるということが気になっていた。最近は目の霞んだ時間が長くなっているように感じており、そのことが少しでも改善すればと期待して施術をお願いした。

自分自身は今まで職業柄、フェルデンクライスやボディワークなども勉強してきた経験があるが、今までどこでも経験したこともないような施術であった。治療中は気持ちよさは感じない(フェルデンクライスを経験したことがある方ならわかると思うが、フェルデンクライスは動きを誘導されるのが非常に心地よいため、それを求めていた部分もあったので、その点においては期待がはずれたが)が、もちろん居心地の悪さもない。そして、坂東さんのタッチは自分自身、人に触れる仕事のため、「触れる」ことにこだわりを持っているが、その私から見ても一流の触れ方であったように感じた。途中で心理療法であろうテクニックなど多彩な施術で、気が付いたら1時間半くらい経過していた。終了時、身体の軽さは多少感じられ、目が霞む感じは軽減していた。しかし、少し思い描いていたことと違っていたこともあり、ボーッとしていると坂東さんが自宅で行う宿題を5つ提示してくださった。

ホメオパシーのレメディを飲むことや経絡を押すことなどだが、若干の面倒くささは感じるが、改めて、「そまと」のホームページを見返し、気づいたことがあった。それは坂東さんは現在ある問題よりも長期的な視点でのアプローチをされていたということである。その点において、いっときの気持ちよさを得たい人には不向きで、本当に自分の問題を解決したいと思う人が向いているのかもしれない。私自身は少し求めていたことと違った気がしていたが、自分自身の本当の目的は自分のコンディショニングを保つため、長期的に自分が健全でいることだと気付き、今はこれから、与えられた課題を行っていけば、自分がどう変化するのかが楽しみである。

 

宿題について。宿題は

  • 経絡の刺激
  • アップルペクチンのサプリメントを飲むこと
  • ホメオパシーのスーヤを飲むこと
  • パッチフラワーレメディのゲンチアナを飲むこと
  • 人間関係をテーマにした心理療法

これらで驚いたことがいくつかあった。

まずはほとんど、問診を受けていないにもかかわらず、自分が気になっているところへアプローチがされていた。

一つはいつも健康診断で、悪玉コレステロールが高く、自身の腸内環境は悪いと想像しており、治療を受ける以前から意識してりんごを食べるようにしていた。

そのため、アップルペクチンが必要と言われたときは、健康診断の話や数値もみていないのにわかるもんなんだなと感心した。

さらに、ホメオパシーのスーヤを調べてびっくりした。スーヤは「固定した弱点が自分の中にあり、隠さなければいけないと無意識で感じている。そして他者から弱点を隠そうとして理想像を演じ混乱が生じる。また秘密主義になり、疑い深い」とあった。自分自身の内面を見破られた感覚だった。さらに別のサイトでは「繊細で優しい性格、野性的で冒険心旺盛」なども自分に当てはまるなぁと感じた。また、ゲンチアナというバッチフラワーレメディは落ち込んでいる人を元気づけるものらしく、最近自分は仕事関係のことで落ち込んでいたので、納得のものだった。

宿題をはじめて3日目、仕事場で電子カルテを見てる際に霞むのだが、今日は比較的調子よかった。また、気分のムラもいつもは多いのだが、今日は比較的少ない印象。

 

 

「フェルデンクライスメソッド的な心地よい動きの誘導を初めは期待されていたとのことですが、感想をいただくまで知りませんでした。私はフェルデンクライスメソッドのプラクティショナーなので、フェルデンクライスメソッドをメインに使うと思っておられたのだと思います。ですが、特に要望が無ければ「今必要な事」をするので典型的なフェルデンクライスメソッドを行わないことも多いのです。もちろんご要望いただければフェルデンクライスメソッドをメインにして施術することも可能ですので、ご希望の方はお気軽におっしゃってください。」

 

 

セッション2回目(セッション前)

宿題をやり続けた結果、自分にとって大きな変化だったのは自分が治療したときの感覚の変化。繊細な感覚のやりとりが患者さんとしやすくなったことだろうか。これは坂東さんの治療の効果なのだろうか?それとも自分自身の変化なのだろうか?わからない。しかし、自分自身にとっては治療が楽しくて仕方ない感覚はいつ以来だろう。若い頃、勉強会に行った帰りの、治療したくて仕方ないという感覚。それが少しある。

あと、電子カルテを打っているときの目がぼやける感じは残存しているが、少しましな気もする。また、ぼやけたときに経絡刺激の宿題をすることで、少し、自分自身の心身のバランスがとりやすくなり、ぼやけが軽減することも発見できた。

これは良いのかわからないが、昔の癖である、唇を触ってしまう癖が戻ってきてしまったのも関係しているのか?とりあえず、いろいろな変化が起きているような気がする。

今日のセッションではどんな変化が起こるのだろう?

 

セッション2回目(セッション後)

本日は自分自身の変化を報告するところからスタートした。自分自身の上記の変化を伝えるうちに少しずつ今日のセッションではどんな変化が起きるのかを楽しみにしている自分がいる。報告の中で、目がぼやけるのが、自律神経系の影響を受けている可能性があるという話を聞いた。自律神経系については自分自身もたくさん勉強しているため、サーカディアンリズムと自分の症状を比較すると、副交感神経が優位になるときにぼやけることに気がつく。そんな中、また前回と同じようにベッドに横たわるように指示され、セッションが開始した。

今日のセッションでもキネシオロジー的な身体反応を手を上げ下げする中で確認しながら、何が身体症状を起こしているのかを評価していかれているのがわかる。今回は前回とは違い、自分の身体をモニターできている感じがする。そのため、少し不快なことを考えたときの身体の固くなる感覚などに気づきやすい。そのため、今、課題に挙げている目のかすみがあるときの感覚を思い出すと自分の身体が固くなる感じがする。しかし、セッションが進むうちに坂東さんが首をかしげる。目のぼやけをなくならせることを身体が抵抗を感じている反応があるとのこと。それは自分自身でも感じており、この目のぼやける感覚が何か大事な役割をしているような気がした。そうすると「目のぼやけは自分の体調のモニターとしての役目があるのではないか」という感覚が湧き上がってきた。それを坂東さんに伝えると、坂東さんもセッションも終わりかけのところで抵抗にあうので何かと思っていたとのこと。そこでさらに、身体反応を深堀りしていかれる。そこでストレスからくる、副腎疲労を疑われていた。自分自身では副腎疲労は想定してなかったが、慢性的な疲労の感覚があり、さらに集中力が持続しにくいことや持続的なストレスを感じていることは想像できたので、納得できた。そこから、さらに今必要なサプリメントを身体反応を基に確認していかれ、宿題が決まったところでセッションは終了した。

 

今日の宿題

  • 人間関係をテーマにした心理療法
  • 目のぼやけがなくなることへの心理的抵抗を改善するためのワーク
  • フラワーバッジレメディ(ラーチ・アグリモニー)を飲むこと
  • ホメオパシーのスーヤを飲むこと
  • アストラガルスとキャッツクローを飲むこと

このうちバッジのラーチは自信をなくしている人が自信を取り戻すために使うもの、アグリモニーは本心を打ちあけることに抵抗がある人が心を開きやすくするもの、これまた自分の内面をのぞかれた処方でドキリとする。

アストラガルスは免疫機能を促進し自己治癒力を上げるためのもの、キャッツクローも免疫機能を向上させるものらしい。少し、セッションが深くなってきた感じがするので、今後の変化が楽しみ。

 

 

セッション3回目

2回目のセッション以降、ムラはあるものの、目のかすみやぼやけは、ほとんど気にならなくなった。そして、なぜ自分がこの目のかすみがなくなってほしくないと思っていたのかも気づくことができた。それは、やはり、感情的なストレスが起きたときに、この目のかすみが出ることに気がついたからである。いわばこの目のかすみは自分自身へストレスのメッセージをくれているのかもしれないと感じるようになった。

また、体調も良い日が多く、疲れ方に変化があったように感じる。以前は夜になると、どっと疲れが出て何もする気が起きず、動きたくないし、それが平日は寝ても疲れが取れず、連勤のときはどんどん辛くなってくるという感じであったが、2回目のセッション以降、仕事関連でほとんど休みがない日が続いたが、疲れても、寝ればまた回復するし、仕事が終わったときに心地よい疲れ方に変化しているような気がした。

 

そして、3回目、正直、目のかすみが気にならなくなっているので、違うネタでセッションを受けたいとも思い、いろいろ考えてみたが、モニターの間はぶれないでいきましょうという坂東さんの提案で、そのままで行くこととなった。

しかし、花粉症が始まり、少し鼻づまりがあることに気がついた坂東さんはセッションの途中で、鼻づまりに対してもセッションを行っていただいた。今日はほとんど座位で行い、途中、身体へのアプローチが入っていたことが今回の特徴だった。胸郭あたりをゆっくりと触れるようなアプローチだった。

 

全3回のセッションを終えて

自分自身の身体にとって、とても役立った3回だったと感じる。

また、長期的な変化を目指されていることもあり、変化は少しずつなので、速攻性は乏しいが、継続すれば変化が大きくなってくる印象であった。

ネガティブなポイントとしては、アプローチの幅が身体面〜心理面と幅広く、一般的なマッサージを想像している人や心地よさを求めている人にはオススメできない。また、信じて継続できる人には良いかもしれないが、それが面倒な人にも効果が薄くなる可能性がある。

しかし、きっと信頼して、委ねることができれば、良い成果を上がるのではないかと感じたモニター体験であった。

 

貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

 

そまとのひとこと

沢山のレポートありがとうございました。

目のかすみが改善されただけではなく、

  • 仕事中の繊細な感覚の変化
  • 若い頃の治療が楽しくて仕方ない感覚の再来
  • 疲れても、寝ればまた回復するし、仕事が終わったときに心地よい疲れ方に変化している

など生き生きした心身へと変化された様子が伝わります。よかったー。

 

こちらこそ貴重なご意見を頂きありがとうございました。

 

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